ため息橋 Ponte dei Sospiri
囚人が牢獄に入る前に「これでヴェネツィアの景色を見るのも最後…」とため息をつくからその名前が付いたというお話もありますが、それは作られたお話だという説もあり、本当のところはどうなんでしょうか?
現在はヴェネツィアを訪れる観光客が必ず行く名所となっていますが、夕暮れ時にゴンドラでため息橋の下を通っている間にキスをすれば永遠の愛が約束されるのだと言い伝えられていますので、愛する二人が口づけを交わすロマンチックな場面に出くわすかもしれません。
囚人のため息か、愛する二人の幸せなため息か、どちらが本当であるかは実のところ、行った人が感じて決めればいいのではないでしょうか?
真実は一つだけでなく、人の数だけあるはず。
ヴェネツィアに行ったときのお楽しみです。